国語辞典Japanese definitions
憎まれっ子世にはばかる
- たにん他人にきらわれる嫌われるくらいのひと人のほう方が、よにでた世に出たあとに後に、はばをきかせる幅を利かせることができるものである。
- きごう「でどうなの、あくしいにやアクシーニヤきごう…きごう…あのきごう…きごう…きごう」と、かのじょ彼女のまえに前にたって立ってあるき歩きながら、わかい若いおかみさんがいった言った、きごう―きごう―きごう「おまえさんお前さんのこ子はいきてる生きてるかいきごう?きごう」きごう「いき生きとりますよ、おかみさん、いき生きとりますよきごう―きごう―どうしてなかなか中々きごう! にくまれ憎まれっこっ子、よ世にはばかるって、このこと事でございますよ。きごう」きごう「いったいだれ誰のたね胤なのさきごう?きごう」きごう「いえなにきごう! つまりまあ、ちち父なしじ児でございますよきごう―きごう―こうしておおぜい大勢のおとこしゅう男衆にまじっていますもんできごう―きごう―ちち父なしじ児でございますよ。きごう」
- まるで、おや親ににくまれている憎まれているかのようにあまやかされ甘やかされずにそだった育ったひと人のほう方が、よにでた世に出たあとに後に、しっかりとはば幅をきかせることができるものである。きごう(こうだ幸田ろはん露伴きごう『とうざい東西いろは伊呂波たんか短歌ひょうしゃく評釈きごう』におけるかいしゃく解釈きごう)