国語辞典Japanese definitions
軍靴【ぐんか】
- ぐんじん軍人がおもに主ににんむ任務ちゅう中にはく履くくつ靴。せんとう戦闘くつ靴。
- ざっッざっッざっとッというぐんか軍靴のひびき響きとともに共に、きみたち君たちかんぶ幹部こうほせい候補生にひゃくめい二百名くらいがよんれつ四列じゅうたい縦隊でかいさつくち改札口へやってきたやって来た。ぼく僕はかいさつくち改札口のかたわら傍でつめ爪さき先きたち立ち、きみ君をさがした捜した。
- らいたあライターをともして灯して、へいし兵士はうでどけい腕時計をながめた。きごう「ふん、いちじ一時だきごう」まえに前にまわっていく行くぐんか軍靴のおと音がとまると、ふいにきき聞きなれたものおと物音がきこえてきた。
- せんそう戦争がはじまる始まるけはい気配。こうせんてき好戦的なよろん世論。
- ちょうどそのころその頃はさっちょう薩長ぐん軍がえど江戸をさしてせめのぼって攻めのぼってきたとき時であった。やま山ちかいへんち辺地とても、りゅうげん流言のざわめき、ぐんか軍靴のきょうふ恐怖はたちこめている。
- つぎ次なるてんかんき転換期は、せん きゅうひゃく にじゅうねん1920年ころ頃におとずれる訪れる。それまでのきょういてき驚異的なせいちょう成長りょく力とてきおうりょく適応力のしたに下にちゃくじつ着実にきんだいこっか近代国家へのあゆみ歩みをすすめて進めてきたわがくにわが国は、だいいちじせかいたいせん第一次世界大戦ご後のきょうこう恐慌のはっせい発生とにちえいどうめい日英同盟のはいき廃棄、そしてまんしゅうじへん満州事変、こくさいれんめい国際連盟だったい脱退、に・にろくじけん二・二六事件へのじたい事態のてんかい展開のなかで、しだいに次第にぐんか軍靴のたかなり高鳴りにつつまれ包まれ、やがてせんそう戦争へのさかみち坂道をころげおちて転げ落ちていくことになる。