国語辞典Japanese definitions
読後感【どくごかん】
- ほん本やぶんしょう文章をよんだ読んだあとに後にいだく抱くかんそう感想やいけん意見。あるいは、それをかきあらわした書き表したもの・いいあらわした言い表したもの。
- じつ実はさいきん最近にゅうようく紐育のゆかわ湯川さんのところからてがみ手紙がきて来て、きごう『にっぽんのこころ日本のこころきごう』のどくごかん読後感のなか中に、ゆかわ湯川さんもわかいころ若い頃からろうそう老荘のしそう思想にきょうみをもっていた興味をもっていたことがかいて書いてあったので、おおいに大いにおどろいた驚いた。
- ながねん長年のびょうしょう病床にいたわたくし私のちち父は、びみょうさい美妙斎のひらきよもり平清盛をよんで読んで、きごう「きごう…きごう…きよもり清盛にもそんなじだい時代があったのかなあ。そんなにんげん人間だったのかしらきごう」と、しきりにどくごかん読後感をもらしていたそうだが、それからなのか七日ほどあと後、とつぜん突然、びょうせい病勢がかわって変ってなくなった亡くなったのである。
- ほん本やぶんしょう文章をよんだ読んだあとに後にいだく抱くかんかく感覚、かんしょく感触、いんしょう印象。
- このしゅこの種のしょうせつ小説でじゅんにっぽんしき純日本式のきぶん気分をとりあつかった取り扱ったものとしてはたにざき谷崎じゅんいちろう潤一郎のものをよんだ読んだきおく記憶があるだけであるが、これはまた又、ぜんぜん全然、べっせかい別世界をつくった作ったじゅんしん純真、じゅんび純美なものではないか.…きごう…とおもう思うと、かんげき感激ともかんしゃ感謝ともけいよう形容のできない出来ない、たまらないタマラナイどくごかん読後感にとらわれて囚われて、め眼をおおきく大きくおおきく大きくみひらき見開きながら、いつまでもいつまでもおなじ同じくらクラやみ闇をぎょうし凝視させられたこと事でした。
- げんば現場のろうどうしゃ労働者によってかかれたらしいこのきろく記録が、もっとかく各げんば現場くみあい組合のぶんがくてき文学的のうりょく能力をいかしていたら生かしていたら、どんなにしんとう浸透てき的でえいぞく永続するどくごかん読後感をいっぱん一般のどくしゃ読者にいんしょうづける印象づけることができただろうかと、ざんねんにおもった残念に思った。