国語辞典Japanese definitions
あびせる
- おおく多くのゆみず湯水をそそぎ注ぎかける。また、えきたい液体でないものをあるひとある人やもの物のぜんたいに全体にふりかける振りかける。
- そうして、せんめんじょ洗面所へかけこんで駈け込んであたま頭かられいすい冷水をあびせる浴びせるやら、まどわく窓枠にしがみついて着いてじだんだ地団太を蹈むやら、いっしょうけんめい一生懸命にしにものぐるい死に物狂いにあばれまわる暴れ廻る。 きごう(たにざき谷崎じゅんいちろう潤一郎 きごう『きょうふ恐怖きごう』きごう)
- ものごと物事をいきおい勢いよく、またしゅうちゅうてき集中的にかぶらせる被らせる。
- わかれぎわ別れ際にわるぐち悪口をあびせる浴びせるのはよろしくない宜しくないことじゃ、ことに殊にいつ何時またあえる会えるやらしるよしもない知る由もないあいて相手にむかってはなおさら尚更のことじゃ。 きごう(にこらいニコライ・ごうごりゴーゴリさく作、ひらい平井はじめ肇やく訳 きごう『でぃかあにかディカーニカきんごう近郷やわ夜話 こうへん後篇 はしがききごう』きごう)
- げんたろう源太郎はいつのあいだにいつの間にやら、しわだらけ皺だらけのおお大はだぬぎ肌脱ぎになって、はめ破目のはずれた外れただい大たんか啖呵をあびせる浴びせるのでした。 きごう(のむら野村こどう胡堂 きごう『ぜにがた銭形へいじ平次とりもの捕物ひかえ控 ご御らくいん落胤ころし殺しきごう』きごう)
- すもう相撲などで、あいて相手のからだ体をじぶん自分のからだ体でかぶせて被せておさえる押さえる。のしかける。